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それは舞い散る桜のように-Re:BIRTH- 感想

感想・レビュー

2023年9月29日に発売したNavelの「それは舞い散る桜のように-Re:BIRTH-」をプレイし終えたので感想を書いていこうと思います。

それは舞い散る桜のように-Re:BIRTH- 感想

それは舞い散る桜のように-Re:BIRTH-
【プレイ時間】
12時間くらいでプレイ終了
共通部分が多いので2人くらい攻略し終えると結構スキップできます。
【シーン数】
Hシーンは、10枠。
  • 星崎 希望、3枠
  • 雪村 小町、2枠
  • 八重樫 つばさ、1枠
  • 里見 こだま、1枠
  • 森 青葉、3枠

懐かしさを感じる

本作は、2002年6月28日にBasiLから発売された「それは舞い散る桜のように」のリメイクです。
所々懐かしさを感じる描写や雰囲気が残る仕上がりなので昔を知っている人なら「昔の作品ってこんな感じだったなぁ」と懐かしさに浸れます。

好感度システム

最近のだと短ければ選択肢1回でヒロイン分岐なんてざらですが本作は、出てくる選択肢が非常に多いです。
好感度を上げ下げして攻略対象のヒロインを決めるのは、今も昔も変わりませんがここまで選択肢の多い作品は、久々だったので疲れました。

好感度が一定上ならエピローグとアナザーストーリーが開放

攻略対象のヒロインの好感度が一定以上ならエピローグとアナザーストーリーとが開放されます。

ちなみにエピローグが無いとバッドエンドみたいなモノなので完全攻略推奨です。
攻略後に開放されるアナザーストーリーは、5分も掛からず終わる短いモノで余韻に浸るような内容じゃありません。

共通と個別が混ざってる

共通ルートと個別ルートで完全に別れておらず共通の中に個別がごちゃ混ぜに入っている様な形になっています。
なので個別ルートで集中的にヒロインと主人公の物語が紡がれる展開は、そこまでありません。

たぶん、当時の尺の都合でこの形になったと思いますが……

テンポよく読めるテキスト

今作で初めて王雀孫の作品に触れる人は、どうか分かりませんが元々、王雀孫の書くテキストが好みだった事もあってテンポよく読み進められました。

自分は、好きなので大歓迎ですが時折メタ発言があるのでストーリーにメタ発言を入れるのが苦手な人は、一応注意。

深くは、語られない

当時の尺の都合上なのか作品の設定などは、多く説明されません。
キャラの描写などで考察する必要があるので注意が必要。
ただテキストを読んでるだけだと最後の方は、唐突に忘れたり思い出したりするので意味不明です。

グーグル先生で検索すると考察が色々と出てくるのでプレイ後に漁ると面白いのでおすすめ。

続編制作決定

「それは舞い散る桜のように-Re:BIRTH-」の続編「けれど輝く夜空のような」の制作が決定しています(クラウドファンディングで目標金額達成済み)
“続編”なのでリメイク作である今作をプレイしていないと細かい部分が多分分からない可能性があるので続編が気になるなら今作をプレイした方がいいかも知れません。