オーガストの千の刃濤、桃花染の皇姫をプレイし終わったので感想を書いていこうと思います。
少しネタバレありになるのでネタバレが嫌な人は、ご注意ください。
千の刃濤、桃花染の皇姫 感想
- 原画:べっかんこう、夏野イオ
- シナリオ:榊原拓、内田ヒロユキ、安西秀明
プレイ時間
プレイ時間は、20時間くらい。
ちなみに本作は、メインルートを中心としたカギ型(ムカデ型)です。
メインルートで殆どの時間を使って個別ルートは、30分かからないくらいで終わります。
攻略後は、余談で各ヒロイン(または、サブキャラ)のショートストーリーが見れます。
シナリオ・テキスト
皇国と共和国の戦争でしたが中盤佳境から壮大な物語に姿を変えてプレイし終わった時に「こんな作品だったのか……」と肩を落としました。
こうなると不満点を探して色々と書きたい事は、ありますが細かいことを書いても仕方が無いので個人的に一番気になった部分だけ書いていきます。
ネタバレすると最後の方は、神様パワーやご先祖様パワーで解決してハッピーエンド。
もっと言うと「面倒事や強敵は、奇跡で解決!」ってな具合になります。
呪術とか魔法の様なモノが存在する世界観なので多少の事は、驚きませんが神様パワーや奇跡でどうにかなるのは、ちょっと……
「最後は、ビター(ベター)エンドなら、まだ……」と思って進めてしたが最後に神様パワーでハッピーエンドで〆たのが不満で仕方がありません。
テキストは、何だかんだ言っても最後まで読みやすかったです。
本編にギャグ等は、あまり挟まず進みますし演出の力もあって長くプレイしてても苦じゃありませんでした。
ただ本編より余談の学園ショートストーリーのような話の方が面白かったので、そっちの方があってる様な気がしてなりません。
Hシーン
Hシーンは、24枠(回想でカウント)
本編で見れるHシーンは、各ヒロイン1枠。
他のHシーンは、余談(エンディング後開放)で見ることができます。
サブキャラのHシーンもあります。
感想
個人的な不満点は、先に書いたシナリオ部分です。
それ以外は、特に不満な所もなくスタンディングオベーションするレベルで最高峰だと思います。
演出も良くてキャラも可愛く、背景も立ち絵と一枚絵ともに綺麗です。
今作以降のオーガスト作品にも演出やキャラの可愛さ綺麗なグラフィックを期待したい(期待できる)と思わせる作品でした。
次回作が今作のようなシリアスな世界観を舞台にした作品になるのか学園モノになるのか分かりませんが
