アイよりアオい海の果て 感想

AXLの「アイよりアオい海の果て」をプレイし終わりました。
以下、感想。

アイよりアオい海の果て

  • 原画:瀬之本久史
  • シナリオ:北側寒囲
  • 【リンク】
     AXL

【ストーリー】
地殻変動や温暖化による海面上昇で国や文明が滅んでしまった未来の地球。
生き残った人々には技術も人材もなく、大昔の艦をデータから復元して、
そこに残っていた水素エンジンを積み込んで逃げるように海に出た。
それから長い長い時が経ち、すべての陸地は海に沈み、
人類は自動航行装置と自己修復機能で永遠の時を進み続ける船上に街を作り、かろうじて生き残っていた。

主人公たちは、そんな船の上の町で暮らす少年たち。
船の上では娯楽に乏しく、親を手伝え、畑を耕し魚を釣り道具を直せと言われる毎日。
楽しみといえば月に一度だけ船が寄港する海上マーケットで、何に使うのかも分からない大昔の漂流物を眺めるくらい。
そんな閉塞気味な世界で鬱屈とした日々を過ごしていた。

ある時、主人公は大人たちが「絶対に入ってはいけない」と言う船の機関部に足を踏み入れる。
そこで、大昔の映像を見つけてしまう。
大勢の子供たちが集まり、楽しそうに過ごす学校という場所の光景があった。
色とりどりの衣装を身に纏い、歌って踊る女の子たちがいた。
それは、今はもうほとんど失われてしまった “文化” の光景だった。

さらに主人公は、カプセルの中で眠る女の子を見つける。
彼女が着ているのは、先ほど見た映像の服とそっくりだった。
主人公が触れると、何かを認証したようにカプセルが開く。
目覚めた女の子は記憶のほとんどを失っていたが、たった一つだけ覚えていることがあった。
それは、自分が “アイドル” であるということ。
アイドルとは歌って踊って、笑顔を振りまいてみんなを元気にするのが仕事だ。

そうして主人公は、この自称アイドルと共に海の上に浮かぶこの小さな世界に、文化を復活させるため奔走することになる。
彼女は言う。
“アイドル” をやるのだ―― と。

プレイ時間

15時間ほどでプレイ終了。
途中でダレたのでスピードが落ちて、だいぶ時間を使いました。

シナリオ・テキスト

シナリオの方は、オーソドックスなキャラゲーって感じ。
ヒロインと恋人になって、色々あって絆を深め、最後に作品設定を絡めたシリアスをやってエンディングと言った感じの可もなく不可もなくなシナリオ構成。
作品設定は、ちょっと凝っていますが最後まで引っ張って行くほどテキストに力(魅力)が無いので途中でダレて読み進めるのが大変でした。

Hシーン

Hシーンは、20枠(回想でカウント)
各ヒロイン回想枠は、6枠。
ただ全ヒロイン回想の1枠がエピローグなのでHシーンだけなら各ヒロイン5枠になります。

アイよりアオい海の果て 感想

アイよりアオい海の果て」をプレイし終えた感想は、“退屈”の一言。
生きるのに精一杯みたいな設定ですが物語を進めていくと「娯楽文化が無いだけで、そこまで大変な環境じゃなくね?」と思えるくらいの生活レベルだったり、細かい部分で疑問も色々と出てくるので一度気になりだすツマラナイ部分も気になるので進めるのが大変でした。
テキストに引っ張って行く力があれば細かい所は、気にならないのですが残念ながら最後まで淡白なテキストなので……

とまぁ、こんな感じでプレイし終えましたが体験版で相当楽しめない限り私は、薦められません。
そんな訳で気になった人は、体験版をまずプレイしてみてください。

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